ケロロ好きなエンジニアのブログ

サラリーマンエンジニアの電子工作のことをメインに書いていきたいけど電子工作はまとまった時間がないとなかなか難しいから滅多に書けそうもなくてMVNOの話題がメインになりつつあるブログ

2013年9月にseesaaより移転してきましたので、それ以前の記事はうまく読めない場合があります。

stronger と greater

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英語は全く苦手な自分ですが、珍しく英語のお話です。

とはいっても仕事上の事なので死活問題なんですけど。

設計の仕事で、とあるデバイスのデータシートを見てました。

都合良いことに、日本語版と英語版がありましたので、躊躇せずに日本語版を選びます。

でも経験上、外国メーカー品の日本語版は誤植等があったりすることが多いので、肝心な部分は英語版を見て確認をしないといけません。

余談ですが、このシリーズなかなか面白いですょ。是非ご一読を

英文データシートを“読まずに”活用するコツ

で、今回のは肝な部分ではないのですが面白い(?)ことがありました。

デバイスのピンの処理方法で、プルアップ、プルダウンの指定があることは多いです。

プルアップって何よ!っていう人はごめんなさい。。。電気回路のお話なので。。。

日本語版のデータシートにはこんな記述がありました。

直接、または1kΩ以上の抵抗を…

直接というのは言葉のまま直接。言わば0Ωですね。ということは、0Ωか、1k以上で!って変じゃないですか?

0Ωや1kがいいのに100Ωはだめなの?どういう回路よ?

まぁ普通は●kΩ以上とか●kΩ以下です。

おかしいなぁって思って英語版を見たら

directly, or via a 1kΩ(or stronger)

となってます。

ここで出てきた or stronger

まんま訳すと、1kΩかそれより強い抵抗で… となります。

強い!なんでしょう強いって。

普通に抵抗が強いと考えると、抵抗値が高いという意味でしょう。

しかし、プルアップが強いと考えると、電流が多い。すなわち抵抗が小さい。となります。

後者だとすると1kΩ以下にしてね!ってことになりしっくりきますが、

そういう場合は日本語では「1kΩ以上」とはいいませんよね。日本語版のデータシートと違ってきます。

では、他にどんな記述があるのかな?って英語版データシートの他のプルアップ関連を探してみたら

1kΩ or greater

という表現がありました。greatってのは値がでかいという意味で1kΩ以上ってことなんでしょうか。

以上と以下で上記2つを使い分けるのが普通ってことなんでしょうかね。

さて、strongに戻ります。

strongの反対語はweak

weak pull-upっていう言葉はこの業界でメジャーな言葉です。

弱いプルアップ=電流値の少ないプルアップ=抵抗値の高いプルアップ

という意味ですから、先の解釈はあってるってことになりますね。

データシートにweakって使われているかって調べてみたら、

external weak(e.g. 10kΩ) pull-up registor

っていう言葉がありましたが、or weakerなんていう言い方はありませんでした。

今度は、or stronger の反対の表現を他に探してみましたが、

1.8V(or lower)と電圧に関してはlowが使われてましたが、抵抗値では見つかりません。

ってことで、日本語版のデータシートが間違ってたってことなんでしょう。

まぁいかにも直訳っぽいミスでしょうから。

念のため、メーカー(代理店)さんに確認してみたところ、そのとおりでした。わーい(嬉しい顔)

メーカーの方には修正の連絡を出してるんですが、なかなか反映されないとのこと。

まぁそういうもんですかね。

しかし、次も混乱しないようにデータシート(PDF)にコメント入れようとしたら、セキュリティで許可されていない。

困るなぁこういうの。コメントくらいいれさせてくれよ~

いつかうっかり間違えちゃうかもしれんじゃん